[大学] [現役] [学校にあったチラシ、で入塾]
講師が彼女を語る |
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合格おめでとう。
彼女は、現役の女子大生。入試の偏差値はトップクラスの大学です。しかし、看護の国家試験合格率は、ここ数年、大学も低下傾向にあるので、周囲ののんびりした雰囲気に不安を感じていました。
夏が過ぎ、国家試験まで1〇〇日のカウントダウンが始まると、全国の看護学生は、国家試験合格へに向けて活動し始めます。この時が運命の分かれ道です。『まだ大丈夫、9割合格する試験でしょ』と考えるか『このままでは、合格できない』と考えるかです。彼女は後者だから合格できたのです。
諦めるのは人生最後の手段であることを胸に大きく羽ばたいてください。
彼女からいただいた手紙 |
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小山先生、そして同期のゼミの皆さん
試験までの約5ヶ月、大変お世話になりました。
私がゼミについて知ったのは、10月の無料体験講座の前の日でした。その日の昼間、たまたま卒業研究の用事で学校に行っていた友人が、掲示板にあるチラシをみつけて写真を送ってくれたのです。
それでも「受けるのは私!人生がかかっているのも私!」と勇気を出してメールフォームに入力、送信しました。その後すぐ、電話がかかってきて、「今、だいたい模試の点数どれくらい?どんな勉強してる?」と聞かれました。
その時の私の気持ちは、「えっ。無料体験なのに、個別に電話でチェックしているの??お話出来るほど、勉強していないよ…。今は、今までに取ってきた諸々の副専攻の知識を使いまわしてるだけなんて正直に言えない」でした。
実際、その頃の私の成績は必修✖・C判定で、やっていた勉強は参考書の問題を解くだけというものでした。また、ちょうどその頃はやっと、看護実習と長かった保健師実習、副専攻の研究発表を終え、ここからスタートという状況でした。ギリギリの連絡、つまりつまりの会話にも関わらず、先生は話を聞いてくださいました。
無事翌日の無料体験を受け、「いいかもしれない!」と、即入塾した私はやる気いっぱいで、少しずつですが理解が深まっていくのが楽しかったです。
しかし、毎日はそうそう上手く予定通りにはすすみませんでした。
11月、祖父が生死をさ迷い入院、持ち直すも、退院に向けての介護保険の手続きやサービスの選択、祖父が家で気持ちよく過ごせるように家の中の環境整備といった細々としたことが続きました。卒業研究、保健師専攻の授業におわれ、気がつけば12月半ばになっていました。
当然、勉強していなかった私の成績が伸びているはずもなく、大学で学んできた知識しかありませんでした。ここで、学んできたその知識がせめてかっちりと身についていたのであれば、楽だったのかもしれませんが、私は覚えきれていませんでした。
大学では、定期試験で一発合格していれば、知識が身についている、「君なら受かる」と言われてきました。しかし、本当のことは自分が一番分かっています。定期試験だけで良し、としてはいけないと。先生が出すよ、と仰ったところを覚えているだけなのだと。
ゼミでは、チャットで先生にすぐさま質問できる上、チャット内での他のゼミ生さんの質問・疑問をみて自分も考えることで、思考力が身につきました。また、先生の"小話"のおかげで、様々なことを苦もなくストーリーとして覚えることが出来ました。
チャットは、休憩時間も動いており、授業の質問にとどまらず様々なことが行き交っていました。自分もその楽しい話に参加し、もっともっとゼミの皆さんとお話したかったですが、ひとつ一つのチャットを打つのが私は遅く、「そこにかまけている場合でない。」と、あまり参加出来なかったのが残念で、もっと早くからゼミに入っていたらよかったなぁと思うばかりです。
結局、12月末から本腰を入れて頑張り始めた私ですが、Web授業で移動時間がいらないというポイントを最大限に活用し、試験までの2ヶ月間は1週間に1度しか外に出ませんでした。そのせいで頭だけでなく体にもいっぱいみがつきました(笑)
迎えた保健師国試、看護師国試。特に保健師国試は、それのための勉強は一切しないまま、先生の社会保障の授業の知識だけで突撃しましたが、全く分からないだけでなく、考えて試験をとくことが出来ました。しっかり根拠をもって、蓄えた知識でとくことができる、いつの間にかそういう自分になれていることに実感できた日でした。
試験が刻一刻と迫り、不安がいっぱいの中、挫けそうになる自分に最後まで負けずに頑張れたのは、「諦めろと言われて諦めれるのか。受からないと言われて勉強をやめるのか」という先生の言葉でした。きっとこの言葉は今後も忘れることはないと思います。
短いけれど、とても濃密な時間を過ごすことが出来ました。この努力した日々を忘れず、一層頑張って行きたいと思います。
5ヶ月間、本当にありがとうございました。
彼女の合格ノート |
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裏紙に前の日に分からなかったことを書き、プチテストをして、覚えていれば捨て次へ
と繰り返し、壁に貼る等の勉強をしていた。
少しでも後輩の皆さんにお役にたてることができたら幸いです。
とノートが送られてきました。
アンケート |
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107回の国家試験を終えて、試験は難しかったですか。
いいえ。
緑の過去問集で1度は見たことがある問題が多かったため、簡単な内容の試験だという印象を受けました。ただ、しょーもないミスをしてしまう落ちるテストだとも思ったので、その点では厳しい試験だと思いました。
合格保証講座のご感想をお聞かせください。
最後の最後まで受けた模試は良くありませんでした。そのため、目に見える数値化された結果で伸びたことを出すことができません。しかし、問題の答え覚えているからとけるのではなく、はたまた1つ1つの疾患知識をハチャメチャ詰め込んだわけでもない、身体の状態と反応、その時の対処が一連して考えることが出来るように自分はなってきたように感じています。
インターネットを利用した講義、いかがでしたか。
大学の集団自習室や院生によるプチ講座を利用していた友人が軒並みインフルエンザにやられていく中、家に篭ることが出来たので、風邪すら引くことがありませんでした。
また、通学の時間に不必要な時間を取られることもなく、毎日の予定を組みやすかったです。
アクティブ・ラーニング型の講義は、どうでしたか。
分からないことや疑問に思うことをすぐに先生に質問できることが良かったです。また、自分だけでは知らなかったこと、分からないと分かっていなかったことを、他のゼミ生さんが質問したりお話しているので、学び深めることが出来ました。
教材について、意見をお聞かせください。
テキストや過去問はボリュームがあることはもちろんですが、内容がわかりやすく、コンパクトで持ち歩きやすかったです。Webテストは、小さい画面を見続けるのが苦手のため、多用することはありませんでしたが、コピーをして振り返り復習が出来ました。
実力テストは、答えの数が分からないという面白さもですが、うっかりミスをすることが多い私にとっては文章を読む上での注意力を養うとてもいい教材でした。
教材のなかで最も最も入塾を決定した理由は?
ライブネット授業だと、チャット画面で質問が出来るところがとてもいいと思います。くわえて、見返せるという録画はとてもいいですが、たまにチャットの質問に対し先生が答えられていても録画だと質問そのものは見えていないので、「ん?何の話?」となることがありました。
入塾を決定した理由は?
ネット予備校だから
108回以降の受験生に対して、アドバイスをお聞かせください。
遅くからはじめても、なんとかなるかもしれません。でも、早くからはじめて悪いことは一つもありません。
直前になってくるとどうしても、あの時もっと頑張っていたらと考えてしまいます。どんな問題がきても何があっても完璧☆と思える人はほんの一握りの人だと思います。自分なりに頑張って、頑張って、頑張ってきた人も、どこまでやればいいのか分からないと不安になる場面があるのではないでしょうか。
みんなに等しく試験日はやってきます。そこまでの一年という時間は、大学、専門学校、通信制の学校、部活やバイトがある方、働いている方、子育てされている方、みんな同じだけしかありません。成績の伸びない自分に、他の人よりも時間がなかった、と思いたくなる日が誰しもあると思います。
私は全然時間が足りていない、間に合わないと思った時が特に12月以降何度もありました。ちょうどその頃授業で、先生が、「今年は間に合えへん、受かれへん。って言うて、諦めれるんか、やめるんか。」とお話されました。本当にその通りだと思いました。その言葉は、すぐさま手近にあった紙に書き留めて、ログインIDと一緒に机の後ろの壁に常に見れるように貼りました。試験が終わった今でも貼ってあります。
1年を自分なりにがむしゃらに過ごして、受かる保証も受からない保証もありませんが、ゼミでなら先生に質問して、学習の進め方を軌道修正することが出来ると思います。
何はともあれ、最後まで、自分の日々の決断を信じて、試験当日、今まで自分が築いてきた成果の積み重ねを胸に問題を迎えること、試験が終わっても学び続けていくことが何よりも大事なのだと思います。後輩の皆さんが、ゼミを知ったこのチャンスをフルに活かして合格されること、合格までの道のりを楽しめることを願っています。