今回は栄養学に関してです。

【92A11】  物質とその分解産物との組合せで正しいのはどれか。
    <物 質>     <分解産物>
  1.中性脂肪  ――― コレステロール
  2.核 酸   ――― 酢 酸
  3.蛋白質   ――― 尿 素
  4.グリコゲン ――― グリセリン
 
この問題は、3大栄養素の消化と代謝の知識があれば、即答できる問題です。
栄養学は苦手な看護学生が大勢いますが、栄養学の教科書を理解するためには、消化や代謝の基礎知識が必要です。 
 
解答 3 

中学理科で以下のように学習しています。

下図は,ヒトが食物としてとりこんだデンプン,タンパク質,脂肪が消化液などによって分解され,小腸で吸収される栄養分A~Cになるようすを模式的に表したものである。

問1. 図のP~Rに入る模式図として適切なものを,次のア~カからそれぞれ1つ選びなさい。

解答 P-ア Q-イ R-エ
解説 
タンパク質は胃液にふくまれるペプシンとすい液にふくまれるトリプシンなどのはたらきで分解される。脂肪はすい液にふくまれるリパーゼのはたらきで分解される。胆汁には消化酵素はふくまれていないが,脂肪の分解を助けるはたらきがある。胆汁は肝臓でつくられ,胆のうから出される。
 
 
問2.腎臓には血液から不要な物質を取り除くはたらきがある。図は,ヒトの腎臓と,腎臓につながる管のようすを示している。表は,血液中のいくつかの成分について,管A,管B,輸尿管を流れるそれぞれの液体に含まれる割合を示している。図と表から考えられることの説明として最も適するものをあとの1~4の中から1つ選びなさい。ただし,表の各成分は管の内部にとどまり続けないものとする。

1.ブドウ糖は尿には含まれず,管Aを流れるブドウ糖は管Bから流れてきたものである。
2.管Aを流れる尿素はすべて尿中へ移動し,尿素は管Aを流れる液体に含まれる割合よりも高い割合で尿に含まれている。
3.管Bを流れる液体に含まれる割合が管Aを流れる液体に含まれる割合よりも小さい成分は,どれも尿に含まれている。
4.尿に含まれる成分はすべて,その割合が管Aを流れる液体に含まれる割合に比べて10倍以上高くなっている。
 
解答 3
解説 
腎臓は,血液中の不要な物質をこし取り,尿として輸尿管へ送り出すはたらきをしている。
管Bを流れる液体は,腎臓で不要な物質をこし取られたあとのものなので,管Bを流れる液体に含まれる割合が,管Aを流れる液体に含まれる割合よりも小さい成分は,どれも不要な物質としてこし出され,尿に含まれていると考えられる。


  中学理科には、この理解力や応用力を養成する基礎が多く含まれています。理科の実験を通して化学反応の結果を予測する力が生化学の基礎になり、生物の構造を学ぶことが解剖生理学の基礎やホメオスタシスを理解することにつながります。

 吉田ゼミナールの学習法は、入塾と同時に中学理科の復習からスタートします。今さら中学校??と質問されることがありますが、これは、『知識量』『理解力』『応用力』の力を養うと同時に、「勉強って楽しかったんだ」と目覚める最短学習法です。

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