実習対策のライブ授業
低学年対象 基礎力養成講座
水 20:00~21:00
受験年度 S・Aコース 参加可
事前学習のポイントは
事前学習
実習に入る前に、あらかじめ担当の患者様を紹介していただき、事前学習を行います。その患者様の疾病、年齢、既往症、家族構成など、いただいている情報の中から事前学習ができます。
年齢は??
既往症は???
家族構成は???
参考書には、いろいろな例が書かれていますが、あなたが担当させていただく患者様と同一の症例は絶対にありません。
まず、こんな人は、こんなことに困っているという患者様を想像できる気持ちが大切です。
授業では、事前学習のポイントを4回に渡って学習します。
記録の書き方のポイントは
実習記録の書き方
基礎実習がスタートすると、記録の書き方がわからない、ゴードンのアセスメントが難しい、ヘンダーソンの14項目の分類わけができない、と悩んでいる看護学生が大勢います。
理論家により、アセスメントツールが異なるので、まったく別物と捉えがちです。しかし、授業ではひとりの人間の情報収集するポイントを整理します。そのため、呼吸循環の項目には、●●の内容が、信仰・宗教の情報には●●がと分類されます。
具体的に、例を挙げながら授業をすると、こんなに簡単だったんだと反応が返ってきます。ただし、疾患のメカニズムを学習していなければ、どうしてこの疾患からこのような症状が出るのか、また、この症状を緩和するためには、どのような援助が必要かを判断することができません。そのため、解剖生理や病理から復習して情報収集の仕方を学びます。
ケースレポートの書き方
最終学年になると、卒業論文やケースレポートの作成があります。卒業研究で困っている人の特徴は、調査の研究デザインに問題があり、一生懸命アンケートやレポートを集めても、有意差を見つけることができず…。この原因は、レポート作成時にどのような結果を出したいのか、どのようなまとめ方をするのかを考えず、見切り発車でスタートするからです。
統計学には尺度水準が存在し、『痛い+痛い=超痛い』という計算式が成り立たないことを理解することから始めてください。