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こだわりの教材

 
教材はすべて自社で作成

 テキストは編集から製本までセルフで

テキストの編集はもとより、印刷から製本まで自社で行います。国家試験の問題は、統計データの更新や法律の改正があります。通常、印刷業者にテキストの印刷を依頼すると、最小ロットで1000冊や2000冊というのが一般的です。これでは、ホットな情報を更新したり、学生からの意見や要望を反映することはできず、受講生のために編集するテキストがどうしても時代錯誤になってしまいます。 
 

吉田ゼミナールには業務用の機械が続々と

吉田ゼミナールには、印刷会社と同等の印刷室が編集室の隣りにあります。テキストができるまでには、原稿作成、校正、印刷、断裁、製本、検品の工程をたどりますが、ゼミ生の『こんなテキストがほしい』とか『こんな冊子があったら勉強する意欲が湧くのになあ・・・』などの意見を実現するために全て自社で製本まで一貫生産します。これが、吉田ゼミナールの『無から有を生む精神』です。必要とされるものがあれば全て自社で制作する。講義内容も、テキストも、ホームページも、同様に他社の手を通さないオリジナルな商品で安全性を高めています。

 
編集から印刷までの流れ

業務用コピー機です。


 
弊社のライブネット授業、過去問学習、実力テスト等のテキストに用います。この、コピー機導入のおかげで、何日もフル稼働させていた印刷時間が短時間でこなせるようになりました。
 

カラー印刷機です。


 
見出しは緑の色で、要点は赤い色で、次に大切な言葉は青い色で、挿絵やグラフはフルカラーでと編集の際には使い分け、視覚で脳に記録できるような教材を目指しています。
 

製本機です。


 
一冊一冊、丁寧な製本ができます。この機械があるおかげで、分厚い表紙がついたテキスト、日めくりタイプのテキスト、合格の桜の小冊子など、必要に応じた製本ができます。 

断裁機です。


 
お守りカード、携帯用基準値のカードをカットする際に用います。パンフレットやテキストなども、この機械で簡単に半分、四分の一に断裁ができます。

 
合格保証講座 テキストの完成まで

合格保証講座 テキスト誕生秘話 

創立当初は、前職は、レントゲン技師、看護師、看護学校の教員等というスタッフの責任のもとにテキストの編集をスタートしました。専門集団で原稿はサクサク出来上がり分野ごとのテキストは作成できましたが編集に統一感がなく、受験生が見て勉強をしたいと思うテキストではありませんでした。
 
それが判明すると、看護学校で使われている教科書を読み、専門書を読み、編集方法を模索し続けました。 
 

国試は原稿の宝庫

そんななかで私たちを一番手助けしてくれたのは国家試験の問題でした。国家試験はテキスト作成の宝庫でした。1つの問題には少なくても1つ、多ければ5つ、6つと正解の文章があるのです。こんな素敵な参考書を見落としていたなんて・・・、本当にもったいない。専門家集団は、既に自分に知識があるために国試の正解の文章しか目に留まっていなかったようです。
 

国試を一問毎に切り裂いて 

まず、10年分の過去問を一問ずつ短冊に切ることから始めました。10畳近くある部屋一面に、これはここ、この問題はここへ・・・と短冊を分けていきました。
 
パソコン画面の2次元で検索作業では気がつかなかったことが次々と現れました。あれ、これとこれって表現方法は違うけど問いかけていることは一緒!とか、選択肢の順番が入れ替わっているだけで数年毎に問題は繰り返し出題されている同一問題とか!一気に何年分もの国試を受験した気持ちでした。
 

意外とクラスタ分けが難しい

今でこそ、過去問はデータベースとして活用できていますが、当初はデータをどう活用するのが一番効果的なのかということに相当時間を費やしました。一度、クラスタ分けされたものは、そのカテゴリーとして固定されてしまいます。手に取った過去問の選択肢一つ一つを最大限に生かすために安易に結果を出す作業はできませんでした。
 
もちろん、この作業は何日も何日もかかりました。こういう動線で表現すると学生には分かりやすいのかなーーとか。寝てしまうと頭の中でつながりかけていた言葉と言葉のポイントがわからなくなるのではと朝の8時から始め深夜3、4時頃までこの作業は続きました。
 
時間ばかりが経って決してはかどるわけではなかったのですが…。 
 

子どものころに遊んだ、おはじき

たとえば、胃に関した国試問題、胃の消化機能もあれば、疾患である胃潰瘍も、胃がんの手術も術後の看護も、とりあえず、一緒にしてみたり。
 
本当は、機能は『人体の構造と機能』、疾患は『疾病の成り立ちと回復の促進』、胃がんは『成人看護学』、術後の看護は『基礎看護学』と分野別にさえ分ければ簡単な話しですが、過去問を分類分けしながら、まず正常を正確に分かっていれば疾患の病因や手術を学ぶ際に同じことを勉強しなくても済むのではと考え始めました。まるで、子どもの頃に一生懸命遊んだ、同じ色を集めるおはじき遊びと一緒でした。
 

看護学生目線のテキストをつくりたい

それから、また専門書を読みあさって言葉と言葉をつなぎ合わせて少しずつ完成していく。そして、その繰り返しの中で分野別の教科書が少しずつ完成していきました。
 
看護学生から『教科書を見ていると、同じことがほかの分野でも何度も何度も出てきて勉強が進まない』とよく相談をいただきました。時間がない看護学生にコンパクトに勉強をしてもらいたいという思いから、省ける文章は削り、理解してほしい文章は印象付ける、そんな繰り返しの中で分野別テキストが完成しました。
  

受講生の中にはテキストがぼろぼろになっている人も

『吉田のテキストを、看護実習にも持っていっている。ポケットにも入るサイズだから、実習の途中でわからないことがあったら開いている。通学の途中の、電車の中で勉強している、というご意見をいただきます。おまけに、分野別に編集された、A5サイズのテキストは、簡単に持ち運びができると好評です。
 

国試の出題傾向が変わり、時間が足りない受験生も

近年の国試問題は、文章をよく読まなければ正解を導くことができない複雑で長文の問題が増えてきました。国語の表現力を試されるような問題傾向があり、箇条書きで覚える勉強法や暗記だけで合格というのは段々難しくなってきているようです。
暗記に頼っていては、文章の読解力がついていけず、時間が足りなかったという人もいます。
文字数が、だんだん増えている国試は、読み解き、考える力が必要とされています。
 

文字数が少ない、語呂合わせが楽しいだけの国試対策は過去です

テキストは、『もっと、箇条書きで簡単なのがいい』『語呂合わせも書いていなくて、つまらない』という学生もいますが、新カリキュラムや、国試の出題傾向を分析しても、やはり、吉田ゼミナールのテキストで学習してほしいと、心から思います。

 
500円トレーニング テキストの完成まで

500円トレーニング 誕生秘話 

看護学生から、「本当は、中学・高校の生物・化学が嫌いだったので、今やっている濃度計算とか滴下速度の計算がわからないんです・・・」という相談がよくあります。
 
ゆとり教育の世代の人が増え、分数・小数・割合の勉強が今一できていない、現役で准看護師をしながら国家試験を目指している人のなかに自動点滴ポンプを使用しているため滴下速度の計算は必要ない、もともと化学に興味がなく化学式は必要がないと思っている・・・などの人が多くいます。
 
今さら中学・高校の復習を看護学生に取り入れる必要があるのか、失礼ではないか、考えながら中学・高校生を担当している塾の先生に相談すると「当然、そんなテキストが必要です」と回答が得られました。 
 

102回国家試験の改正 計算問題における非選択式形式

そのテキストの作成中に厚生労働省の102回国家試験の発表があり、その中に試験の改正が書かれていました。
 
内容は、

計算問題においては、より確実に評価するために、現在の4肢択一形式、5肢択一形式及び5肢複択形式に加えて、直接数字を解答する出題形式を取り入れることと致します。

ということでした。

厚生労働省発表
 

まず、計算トレーニングの編集から

学習塾の先生にも協力いただき、まず、計算トレーニングを完成させました。これは、小学校や中学校でも習っている分野でしたが、予想以上に多くの看護学校様が購入されました。さらに『学生の力を試すために問題を中心にしたテキストがほしい』とご要望をいただき計算問題演習編を作成しました。
 

統計トレーニング、解剖トレーニングの作成へ

看護学校の先生から『うちの学校の子はグラフの見方がわかっていない、数値は丸覚え、統計の見方の基礎がほしい』とご要望をいただき、統計の基礎から説明した統計トレーニングを作成しました。
 
看護の仕事では、計算はあまり重要視されていませんでしたが、基礎の基礎から学ぶという過程は必要とされていたと痛感しています。

看護師国家試験対策予備校
吉田ゼミナール

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