86回看護師国家試験 午前問題1~15
午前問題1 健康人の尿比重はどれか。
1.1.000
2.1.020
3.1.040
4.1.060
午前問題2 正しいのはどれか。
1.細気管支には気管支腺は存在しない。
2.主気管支の分岐角度は右が大きい。
3.肺動脈は栄養血管である。
4.左肺は3葉に分かれている。
午前問題3 心電図のP波はどの部位の興奮を反映しているか。
1.洞房結節
2.心 房
3.ヒス束
4.心 室
午前問題4 正しい組合せはそれか。
1.腸の分節運動 ――― 水分吸収機能
2.コレシストキニン ――― 胆嚢の外分泌液
3.トリプシン ――― 脂肪分解酵素
4.オッディ括約筋 ――― 胆汁排泄の調節
午前問題5 省略
午前問題6 脳下垂体前葉ホルモンはどれか。
a.成長ホルモン
b.甲状腺刺激ホルモン
c.パラソルモン
d.オキシトシン
1.a、b 2.a、d 3.b、c 4.c、d
午前問題7 誤っている組合せはどれか。
1.脳幹網様体 ――― 嘔吐中枢
2.視床下部 ――― 食欲中枢
3.延 髄 ――― 呼吸中枢
4.中 脳 ――― 対光反射中枢
午前問題8 糖代謝について正しいのはどれか。
a.食物中の糖質は80~90%がでんぷんである。
b.糖質は胃から吸収される。
c.筋肉中のグリコゲンは血糖の維持に用いられる。
d.アドレナリンは肝臓での糖新生を促進する。
1.a、b 2.a、d 3.d、c 4.c、d
午前問題9 蛋白尿について誤っているのはどれか。
1.尿蛋白は血漿由来である。
2.原因は尿細管の再吸収障害である。
3.ネフローゼ症候群の尿蛋白はアルブミンである。
4.多発性骨髄腫の尿蛋白はグロブリンである。
午前問題10 20歳女性の1日の栄養所要量について正しい組合せはどれか。
1.ビタミンC ――― 約50mg
2.脂肪のエネルギー比 ――― 約50%
3.蛋白質 ――― 約100g
4.鉄 ――― 約30mg
午前問題11 母乳について誤っているのはどれか。
1.ビフィズス因子を多量に含む。
2.初乳は高濃度のIgGを含む。
3.糖質の主成分は乳糖である。
4.蛋白質中のカゼインの割合は乳清蛋白質より少ない。
午前問題12 抗がん薬について正しいのはどれか。
1.副作用として骨髄毒性を伴うのもが多い。
2.与薬方法は皮下注射が多い。
3.副作用の強さは腫瘍縮小効果と相関する。
4.消化器に対する副作用として胃潰瘍が多い。
午前問題13 非ステロイド性抗炎症薬でないのはどれか。
1.イブプロフェン
2.インドメタシン
3.フェナセチン
4.デキサメサゾン
午前問題14 薬物依存性がないのはどれか。
1.モルヒネ
2.アスピリン
3.アンフェタミン
4.コカイン
午前問題15 腸の疾患について誤っているのはどれか。
1.潰瘍性大腸炎では血便を伴う下痢を来す。
2.クローン病では腸管壁が肥厚する。
3.大腸ポリープは胃ポリープに比べがん化しやすい。
4.大腸がんは下行結腸に好発する。