86回看護師国家試験 午前問題106~120
午前問題106 省略
午前問題107 強迫神経症について正しいのはどれか。
1.几帳面な性格の人が多い。
2.失感情症を伴う。
3.壮年期から増加する。
4.自然治癒が多い。
午前問題108 てんかん発作のうち意識の消失がみられるのはどれか。
1.精神発作
2.運動発作
3.感覚発作
4.欠神発作
午前問題109 幻覚妄想状態が現れにくいのはどれか。
1.精神分裂病
2.心因反応
3.神経症
4.うつ病
午前問題110 老人の事故に関して正しいのはどれか。
1.頭部打撲後1週間無症状の場合、脳障害はない。
2.不慮の事故による死因の第1位は自動車事故である。
3.骨折の中で最も多いのは上腕骨骨折である。
4.転倒は屋内より屋外で多い。
午前問題111 老人の生理機能で正しいのはどれか。
a.心筋の虚血状態を来しやすい。
b.肺内残気量が減少する。
c.唾液分泌機能が亢進する。
d.感染症では白血球が増加しないことが多い。
1.a、b 2.a、d 3.b、c 4.c、d
午前問題112 右大腿骨頸部骨折で牽引中の83歳の女性。2日前から痴呆症状が出現した。
看護として適切でないのはどれか。
1.よく話を聞くようにする。
2.日中はラジオをかけておく。
3.水分摂取を控えるよう説明する。
4.左下肢の自動運動を行うよう勧める。
午前問題113 白内障手術後の看護について正しいのはどれか。
a.頭部の振動を避ける。
b.基礎疾患に留意する。
c.患眼を圧迫固定する。
d.術後1週は絶対安静とする。
1.a、b 2.a、d 3.b、c 4.c、d
午前問題114 痴呆老人の看護で適切なのはどれか。
1.セーターを裏返しに着ている場合、直した方がよいと指摘する。
2.食後、「私はごはんを食べていない。」と言う場合、気長に説得する。
3.息子に「はじめまして。」とあいさつする場合、「息子さんですよ。」と訂正する。
4.妄想のために「長年、嫁にいじめられてきた。」と言う場合、「大変だったわね。」と応える。
午前問題115 感覚性失語症の老人の看護で適切でないのはどれか。
1.身近な話題から話す。
2.一語一語をゆっくり話す。
3.大きな声で話す。
4.身振りを使って話す。
午前問題116 老人の呼吸器疾患について正しいのはどれか。
1.肺がんの死亡率は男性より女性が高い。
2.死亡原因として肺炎は老衰より少ない。
3.肺結核の罹患率は20歳代に比べて高い。
4.肺気腫の有病率は壮年期に比べて低い。
午前問題117 骨粗鬆症の治療薬でないのはどれか。
1.カルシトニン
2.ビタミンD
3.カルシウム拮抗薬
4.エストロゲン
午前問題118 老人の脱水に最も影響が少ないのはどれか。
1.体水分量の減少
2.消化液分泌の低下
3.口渇感の低下
4.経口摂取量の低下
午前問題119 老人に特徴的な肺炎はどれか。
1.ニューモシスチス・カリニ肺炎
2.嚥下性肺炎
3.気管支肺炎
4.マイコプラズマ肺炎
午前問題120 老人に多い骨折はどれか。
a.骨端部骨折
b.関節包内骨折
c.骨幹部骨折
d.関節周辺の骨折
1.a、b 2.a、d 3.b、c 4.c、d