96回看護師国家試験 午前問題31~45
午前問題31 被用者保険でないのはどれか。
1.船員保険
2.国民健康保険
3.政府管掌健康保険
4.組合管掌健康保険
午前問題32 老人保健法に基づく保健事業はどれか。
1.基本健康診査
2.老人短期入所事業
3.特別養護老人ホームの開設
4.高齢者へのインフルエンザ予防接種
午前問題33 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律で、看護師が業務上、配偶者の暴力によって負傷したと認められる者を発見した際の通報先はどれか。
a.警察署
b.家庭裁判所
c.福祉事務所
d.配偶者暴力相談支援センター
1.a、b 2.a、d 3.b、c 4.c、d
午前問題34 児童相談所の業務はどれか。
1.育成医療の給付
2.保育所への入所事務
3.児童福祉施設の監査
4.児童の心身障害に関する相談
午前問題35 介護予防の目的でないのはどれか。
1.介護者の負担の軽減
2.介護保険給付費の抑制
3.介護サービスの地域格差の是正
4.自立した生活を送れる期間の延長
午前問題36 15歳から49歳までの女性の年齢別出生率の総和はどれか。
1.総再生産率
2.純再生産率
3.粗出生率
4.合計特殊出生率
午前問題37 感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律で平成15年(2003年)に感染症として追加されたのはどれか。
1.インフルエンザ
2.後天性免疫不全症候群
3.腸管出血性大腸菌感染症
4.重症急性呼吸器症候群(SARSコロナウイルスであるもの)
午前問題38 医療機関から廃棄される血液の付着したガーゼが該当するのはどれか。
1.一般廃棄物
2.産業廃棄物
3.放射性廃棄物
4.感染性一般廃棄物
午前問題39 医師の指示のもとに看護師が行うことができるのはどれか。
1.診断書の作成
2.内服薬の調剤
3.静脈内注射の実施
4.人体への放射線照射
午前問題40 看護における人間のとらえ方で適切でないのはどれか。
1.環境と相互作用する。
2.共通性と個別性をもつ。
3.身体と精神は互いに影響しあう。
4.生涯同じ速さで成長・発達する。
午前問題41 一次予防はどれか。
1.社会復帰への支援
2.疾病の早期発見と治療
3.健全な生活習慣づくり
4.低下した生活能力への援助
午前問題42 看護師の倫理に含まれないのはどれか。
1.経営利益を上げる努力
2.患者への情報提供の責任
3.専門職としての品位の保持
4.専門的知識・技術の適正な使用
午前問題43 看護計画の目標達成の評価で適切なのはどれか。
1.評価指標を用いて達成度を判定する。
2.受持ち看護師の満足度で評価する。
3.最初に設定した評価日は変更しない。
4.数値化できないものは評価に用いない。
午前問題44 コミュニケーションにおけるラポールとはどれか。
1.信頼し合う関係
2.言語を用いない表現
3.侵されたくない空間
4.意図的な身体への接触
午前問題45 個別指導と比較したグループワークを用いた指導の利点はどれか。
1.参加者個々への助言がしやすい。
2.参加者の持つ体験を活用しやすい。
3.参加者との深い関係をつくりやすい。
4.参加者の目標達成度を評価しやすい。